ファンデーションの色選び

なりたい肌の色ではなく、自分の肌の色を選ぶ

補正力が高いカモフラージュベースメイクは、肌の色と合っていないと顔が浮いて見える原因になります。正しい色選びでカモフラージュメイクを楽しみましょう。

全顔塗布のためのベーシックな色選び

赤枠のデコルテ(または首)にクリームを塗り艶を出します。指先ほどのファンデーションをとり、枠内で色を試して、最も自然に馴染む色を選びます。色が一体化する色を選ぶことで、全体の肌の色が統一され、自然な仕上がりになります。

ーファンデーションが浮いて見えるのは、デコルテの色と顔の色が合っていないから。シマウマの縞模様が美しいのは、顔体分け隔てなく体の色がつながっているように、すべての生き物は、顔と体が同じ色で繋がることが一番自然で美しいのです

多くの人におすすめしたい部分補正ベースメイク
粉っぽいファンデーションは、部分補正をしてもその肌感が人肌と違うため、全顔を塗らないとムラに見えてしまいます。人肌を擬態したカモフラージュベースメイクは、全顔を塗る必要がなく、補正したいところだけ塗ったら、本当の肌と補正した部分が同じ質感になって馴染みます。気になるところから塗り始め、気にならなくなったらベースメイクの仕上がりです。

部分補正の色選び〜顔とデコルテの色が近く、全顔肌の色補正の必要のない人向け〜
クリームを顔全体に塗って自然な艶を感じたら、顔の中の赤みやくすみのない綺麗な素肌の部分の指先ほどくらいにファンデーションを塗ります。肌の色とあっていない場合、肌上で塗布色が明るく、または暗く浮き立ちますが、色が合っていると馴染んで重ね塗ってもファンデーションが見えないカモフラージュ状態になりますので、その色で気になる部分を補正していきます。


ファンデーションカラーチャート

01:ラインナップ(01~04)の中では最も明るいトーンで、標準色(02)な肌の色の印象がありつつも、比較的に明るさを感じる人向けです。肌の色が明るいと紫外線の影響を受けると肌に赤みが出やすいので、肌の赤みを抑えるライトベージュの色調に調色しています。同時にほのかに血色も感じさせ健康的な肌色を演出します。

02:標準色となります。2番目に明るい肌色で、肌の色が白いという印象ではなく、肌の赤みを抑えるニュートラルなベージュトーンに調色されています。

03:3番目に明るい肌色です。標準的(02)な印象がありつつも健康的なトーンの肌の印象を感じる人向けです。健康的な肌の色は赤みが強くなる傾向がありますが、その赤みを程よく抑えたニュートラルな血色の肌色に調色しています。彩度を抑えた健康色が自然な感じで肌に馴染みます。

04:最も健康的な肌色の印象を持つトーンです。バランスの取れた明度と血色のブレンドで、生き生きとした印象の肌を演出します。